2018年05月24日 修理・分解・工具

リンゴループからの脱出法!

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リンゴループが繰り返されるとAppleロゴがだんだんドクロマークに見えてくる…⁉

リンゴループとは?

iPhoneユーザーにとっての恐怖の体験となるリンゴループ。
これはiPhoneの電源を入れてもモノクロのAppleロゴがくりかえし表示される状態のことです。
また、赤色もしくは青色の画面が長時間表示されたままになることもあります。
くりかえし出るロゴはiPhoneからの悲鳴にも見えてきます…。
こんな恐ろしい現象が起きても自分で対処できる方法がいくつかあります!このコラムが参考になれば幸いです。

リンゴループはなぜ起こる?

リンゴループはなぜ起こるのでしょうか?
原因によっては修理を依頼したほうがいいときもあります。

リンゴループの主な原因

・iPhone本体内部の基盤の故障
・iOSやアプリのアップデート、バックアップの失敗
・脱獄(脱獄アプリ)

iPhone自体の物理故障は修理店へ!

一番目の原因として本体の基盤故障をあげましたが、この場合、修理が必要になります。
また、iPhoneを落下させ大きな衝撃を与えた、または、本体に過度な力をかけ湾曲させたなどの変形、水没などによる水濡れなどのハード故障も故障したパーツ(もしくは本体全体の)交換が必要です。該当パーツの特定と自己修理ができるなら別ですが、Appleストアや街の修理店へ修理を依頼することになります。
Appleストアではデータを残したまま修理することはほぼできませんので、バックアップがないけどデータを残しておきたい、という場合は修理店へ駆け込むことになります。ただ、基盤の故障の場合はデータ保全はあまり期待できません。ライトニングコネクタや内部ケーブルの損傷・交換程度なら大丈夫と思われます。

アップデートやバックアップ作業後/作業中にリンゴループが起こったときは

iOSやアプリのアップデートやバックアップがうまく完了できないとリンゴループが起こることがあります。
各種アップデートやバックアップが失敗する要因としては、大きく分けるとiPhoneの物理的な故障とソフトウェアのトラブルの2つが考えられます。

iPhoneのハード故障と思われる場合は修理へ

iPhone自体の故障の場合は無理せず修理を依頼してください。
iOSやアプリをアップデートするにはWi-Fiを使う方法とiTunes経由でパソコンを使って行う方法があります。iPhoneのWi-Fi受信部の故障と思われる場合やライトニングコネクタの破損による接触不良でアップデートがうまく完了しない場合(パソコンにiPhoneが認識されたりされなかったりする場合)は、パーツ交換で対応します。

ソフトウェアのトラブルが考えられる場合

上記のようなiPhoneの物理的な故障でなければソフトウェアのトラブルが考えられます。その場合は、バックアップをiPhoneに戻すことで対処します。iTunesに入っているバックアップから復元を行います。

Wi-Fi電波が安定しているか

Wi-Fiの電波状況が良くなく、アップデートファイルが完全にインストールできなかった場合、リンゴループが起こることがあります。その場合もiTunesに入れているバックアップファイルを復元し、Wi-Fiの電波が安定しているところに移動してアップデート作業を再度行ってください。
Appleストアへ行こうとして自宅のWi-Fi接続が切れたとたん、リンゴループが解消した事例もあります。Wi-FiをいったんON/OFFしてみるのも有効かもしれません。

脱獄(脱獄アプリ)によるもの

脱獄によるリンゴループの場合は自己責任となります。DFUモードで強制的に初期化をすると脱獄をしてない状態にすることができるでしょう。脱獄アプリを入れた状態でリセットをしたり、別の脱獄アプリを入れるとリンゴループが発生するようです。

リンゴループが起こったときの対処法

リンゴループの原因を上にいくつかあげましたが、原因不明なことも多いのが実情です。
iPhoneに水濡れや衝撃を与えたりしていないのにリンゴループが起こったときには以下を試してみてください。

Large thumb ntt docomo sim card sim pin iphone se 654x343 出典: smhn.info

SIMを抜いて起動

iPhoneに入っているSIMがなぜ正常起動を阻害するのか不明ですが、SIMの抜き差しでリンゴループが解消する事例が多数報告されています。SIMをいったん取り外し電源を入れてみてください。

iTunesからiOS を再インストール

iPhoneをパソコンに接続し、iTunesを起動します。そのままiPhoneを強制的に再起動し、Appleロゴが表示されてもリカバリモードの画面が表示されるまで、ボタン(iPhone 7/7 Plusはスリープボタンと音量下げボタン、iPhone 6s 以前のモデルはスリープボタンとホームボタン)を押し続けます。iTunesで復元またはアップデートの選択画面が表示されたらアップデートを選択し、iPhone内のデータはそのままiOSの再インストールを行います。

Large thumb itunes 2 出典: www.iphone-recovery.net

セーフモードで再起動

セーフモードとはiOSとそれに関連するシステムのみでiPhoneを起動するものです。やり方は電源ボタンを長押していったんiPhoneを強制終了させ、音量ボタン(+)を押しながら電源を入れます。
iPhoneに入っているアプリを起動しないモードなので、リンゴループの直前にインストールやアップデートしたアプリが原因の場合、リンゴループを回避することができるはず。セーフモードで起動できたら、該当アプリを削除(または再インストール)することを推奨します。

iTunesと同期(バックアップデータを復元)

iTunes内のデータとiPhoneを同期する(バックアップデータを復元)をすることで解消することがあります。iTunesにない新しいデータがiPhoneにあっても消えてしまうので注意してください。

iOS/iTunesを最新版に

iPhoneをiTunesに接続しても同期できない場合で、パソコン側でiPhoneを認識しているようであれば、iTunes経由でiOSを最新版にアップデートすることで正常になることがあります。
iTunesが古いバージョンの場合、最新版にしてからアップデートしてください。

最終手段としてのDFUモード(強制的なiOSのアップデート)

以上の方法を試みてもうまくいかない場合、復元作業で正常に戻します。
DFUモードはDevice Firmware Update(ディバイスファームウェアアップデート)の頭文字をとって呼ばれている通称となります。Appleで公式にアナウンスされていない方法ですが、iTunesからiPhoneを操作するので、iPhoneがうまく起動できない場合でも対処可能な方法です。iPhone内のiOSなどのプログラムを使わずにiTunesにiPhoneを強制接続し、iPhoneのファームウェアのアップデートを行います。
iOSが強制インストールされるので、iPhone内のデータはすべて初期化となります。バックアップデータからデータの復元を行い、以前の状態に戻そうというものです。

それでもダメなら…

以上の方法を全部試してみてもダメなら本体交換となります。Appleやキャリアで本体交換の手続きをしてください。
リンゴループは通常使用の範囲内であればほぼ起こらないものですが、ファイルに影響が及ぶような行為(iOSやアプリのアップデート時のケーブル接続不良、Wi-Fiエリアから離れる)をすると、まれですがリンゴループを起こすことがあります。気をつけましょう。


シルバーガレージではこちらの店舗でiPhone修理を行っています。

iPhone修理の際には是非お越しください!